よくある質問

ヒト試験で、整腸評価はどのようなことができますか?

「整腸」評価といえば、排便回数、ブリストルスケールを用いた便の性状分類、腸内細菌叢の変化を見る等の方法がポピュラーです。
一般消費者にとっては排便回数や便の性状はわかりやすいものの、腸内細菌叢の変化は、それが改善なのか悪化なのか評価が難しく、わかりにくいといった欠点があります。そのため、機能性表示食品では「おなかの調子を整える」という訴求に留まっています。
「おなかの調子を整える」ことに加えて血糖値や中性脂肪の上昇抑制、睡眠など、ダブルの機能性をうたう商品も増えていますが、個別の試験結果を組み合わせて使用している企業様が多いようにお見受けいたします。

昔から、腸は第二の脳とも言われ、近年「腸脳相関」の研究が活発に進められており、認知機能との関連が示唆されることや、健康・美容雑誌では「腸活」特集が組まれることも増えてきました。美肌や冷え等にも関連するとして注目を集めるだけでなく研究論文投稿やセミナーも開かれるようになっています。こうした研究を参考に「整腸」の評価だけでなく、関連する効果を1つの試験で同時に評価することで、一歩進んだ整腸評価ができるのではないでしょうか。

もしも、試験の方向性にお悩みのようであれば、まずは今お持ちの情報を元にご相談ください貴社のご要望をヒアリングし、一緒に試験案を検討いたします。

食品の臨床試験(ヒト試験)のご相談は免疫分析研究センターへ

 

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