よくある質問

臨床研究と臨床試験の違いは何ですか?

臨床研究とは、ヒトを対象として行われる全ての医学研究のことです。生きているヒト以外にも、髪や唾液等のヒト試料を用いる場合もあります。ノーベル賞受賞により脚光を浴びたips細胞をはじめ、遺伝子やヒトゲノムの研究も臨床研究の枠組みに入ります。
また、臨床試験は、臨床研究の内で介入を伴う試験です。食品や医薬品、治療法や診断法や予防法等の安全性と有効性の評価を行うことを目的として実施する試験のことを指します。食品CROで受託する試験の多くは、この臨床試験の枠組みに位置付けられています。
その他に関連する用語としては、一般の方も耳にしたことのあるであろう医薬品の治験も臨床試験の一つです。治験は、臨床試験の内で新しい薬や医療機器の製造販売の承認を厚生労働省から得る目的で行う試験です。詳しい説明は、国立がん研究センター等のHPでも紹介されていますが、下の図を見ると分かりやすいのではないでしょうか。
カテゴリごとに各種ガイドラインや規定がありますので、試験実施を検討の際にはご相談ください。

食品の臨床試験のご相談は免疫分析研究センターへ

国立がん研究センターHPより

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