よくある質問

負担軽減費はアルバイト料ではないのですか?

負担軽減費は、試験参加に伴う採血や各種検査、拘束時間等の様々な負担を勘案し、社会的常識の範囲内で準備される費用であり、労働の対価ではありません。別名、ボランティア費と言われることもあります。試験に参加いただく被験者の方に対してスポンサーが用意していますが、図書カード等の現金以外の形態で渡されることもあります。アルバイト料や賃金とは異なり、労働の対価ではありませんので、受け取るか否かは被験者さんごとの判断に委ねられています。別途で交通費を用意することはなく、移動のための交通費が300円の方も3,000円の方でも区別せずに一律の額が準備されています。
また、参加者を金銭や対価で魅力を感じさせて試験へ強引に誘導することは、倫理上禁止されています。例えば、「焼肉を食べて、3万円!」のような募集は不適切であり、臨床試験の倫理規定に反します。試験開始前の倫理審査委員会の審査にて、負担軽減費の金額、負担軽減費の同意説明文書の記載内容、募集の手順や広告の見本も試験実施計画書等とあわせて確認されます。
日本製薬工業協会のHPでも紹介されていますので、関連規定などはこちらも参考にしてみて下さい。

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