よくある質問

ヘルシンキ宣言とは何ですか?

ヘルシンキ宣言とは、「ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則」の一つで、1964年6月、フィンランドの首都ヘルシンキにおいて開かれた世界医師会第18回総会で採択された、医学研究者が自らを規制する為に採択された人体実験に対する倫理規範です。
世界医師会の総会で定期的な改定がされています。2013年には、研究に関与した弱者集団の保護の強化などについて改訂が行われました。
医学の進歩のためには、ヒトで行う臨床研究の実施は不可欠ですが、研究を取り巻く環境は日々変化しています。個人情報、被験者権利の保護、研究の透明性確保など近年重要視されている事項が初版よりも充実してきました。ヘルシンキ宣言の改定の推移はヒト試験へ対する捉え方の変化と連動しており、ヒト試験の歴史を振り返る上で参考になるのではないでしょうか。
詳細に関しては、日本医師会のホームページ内でも紹介されていますので、気になる方はご覧ください。

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