よくある質問

ヒト試験で、睡眠評価はどのようなことができますか?

平成26年 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、成人の5人に1人が睡眠で十分に休養が取れておらず、平成29年の同調査では、平均睡眠時間が6時間未満の成人は4割との回答結果があります。
NHKが1960年代から実施している国民生活時間調査によると、調査開始当時と比べ睡眠時間は1時間短くなっているようです。
また、米国ランド研究所の調査によれば、日本人の睡眠時間の短さは女性1位、男性3位、睡眠不足による経済損失は15兆円との試算が出ており、日本人の睡眠不足は大きな問題であると言えます。

機能性表示食品制度の解禁以降、テアニンやグリシンを中心に「睡眠」に関連する健康食品は増えています。
睡眠の評価といっても、寝つき、寝起き、中途覚醒の回数など切り口はさまざまです。評価方法はアンケートによる主観評価が中心ですが、専門家による終夜睡眠ポリグラフ検査によって脳波を測定し、睡眠の質を評価する方法もあります。

また、睡眠不足が続くことで疲れやすくなる、免疫機能が低下する、病気になりやすくなるといったことが知られていることから、睡眠改善とあわせて疲労感の軽減、ストレスを緩和するという付加価値を訴求する商品も増えています。

もしも、試験の方向性にお悩みのようであれば、まずは今お持ちの情報を元にご相談ください。貴社のご要望をヒアリングし、一緒に試験案を検討いたします。

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